通信教育で教職の単位を取得するために必要な事は何か。社会人が教員採用試験に合格するためのワンポイントアドバイスをお伝えしています。
教員になるためには、必ず教育学部を卒業しなければ!というのは間違った考えです。教育問題が多発している昨今、その問題に立ち向かうべく、社会人になってから教員を目指す人も少なくありません。社会人になってから免許取得を目指すなら、まずは通信教育学部がある大学を探しましょう。
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通信教育学部は、他に仕事を持ちながらも、資格や教養を身につけたい一般の人に門戸が開かれたものであり、入学試験もありません。また、一般の学部に比べて学費も安く抑えられるため、社会人にはもってこいです。その通信教育学部の存在意義の核となっているものが「教職の単位取得」ですから、自分に合った免許を、自分に合った大学で取得できるよう下調べをよくしましょう。
社会人にとって最も不安なのは「現在の仕事と教職免許所得の両立はできるのか」という点でしょう。まず第一に、大きな障害が「忍耐力」。上記の科目を通信制で取るということは、基本的には講義に出席する必要がほとんどなく、科目によってはまとまった量のレポートを課すことがほとんどです。つまり、孤独な勉強が待っているわけですから、継続するためには強い意志が必要です。 次に「スクーリングの必要性」です。取得したい科目によっては、1週間から2週間、合宿を含めて講義に出席することを義務付ける大学があります。その時仕事を休めるかどうか、時期をよく確認しましょう。通信制の大学については、大学通信教育というWEBサイトを参照してください。(中高の免許であれば、教育学部でなくても免許状は取れます) そして最も問題なのは「介護体験(中学校の場合)と教育実習」です。介護体験なら1週間、教育実習は2〜4週間が義務付けられていますので、約1か月はまとまった休暇を取らなければなりません。また、教育実習は1年前から申込をしないといけないので、1年では、免許状は取れないと思います。(ということで、最低でも2年はかかりますね。) 上記の3点を乗り越えられれば両立は可能です。その後は、資格を取得したからと言って教壇に立てるわけではなく、公立でも私立でも採用試験という壁も乗り越えなければなりませんから、一歩を踏み出す時には、何より教員への強い気持ちが一番必要になるでしょう。
教員免許を取得するのに必要な単位・課程は、
1.教科に関する科目(自分の専門科目の講義)…20単位
2.教職に関する科目(教育実習も含めて)… 中学31単位、高校23単位
3.教科または教職に関する科目…単位、高校16単位
4.憲法、体育実技、英会話、情報の単位
5.介護等体験(養護学校等と福祉関係の施設へ行く。 中学のみ)。
もしあなたが大学か短大卒ならば、まずは自分の出身大学での取得科目が使えるのか、入る予定の大学に問い合わせてください。そうすれば、とらなければいけない単位が減るかもしれません。また、中学校には2種免許が存在し、この単位数の半分程度で取れます。(しかし、教員採用試験となると弱いのでやはり1種での取得をお勧めします)